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ケアマネージャーの仕事の基本は「聴くこと」

ケアマネージャーの仕事の基本は「聴くこと」

ある程度経験を積み、自分の仕事に自信がつくと、
ヒトはなぜかたくさん話してしまいがちです。

 

しかも、自分が絶対正しいと思い込みをしながら話してしまいがちです。

 

ですが、自分本位な意見を一方的に話すケアマネージャーでは、
相手は悩みや希望を話せなくなってしまいます。

 

ケアマネージャーは、たくさん話す必要はなく、
聴くことが第一です。

 

とはいっても、ただ黙って聞いてるのではなく、
相手の悩みや希望を全て話してもらえるように、
ケアマネージャーが、誘導しながら聴くことが大切です。

 

相手の話を引き出すのは、ケアマネージャーに求められる技術の一つです。

聞き上手になるには

利用者の中には、自分達の生活の急激な変化に戸惑ってしまい、
自分自身や家族の問題を上手く説明することができなくなる人も少なくありません。

 

また、遠慮をしてしまい、悩み事や希望を正直に話せない人も多いです。

 

そんなときこそ、ケアマネージャーは「聞き上手」な技術を発揮し、
利用者の悩み事や願いを上手に引き出してあげるようにすることが必要です。

 

相談業務に当たるものにとって、「聞き上手」と言う技術は必須の技術です。

 

時間がかかったとしても、悩みや希望を全て話してもらわないことには、
ケアプランを立てることができませんし、
信頼関係を構築することができません。

相手の話を引き出すための会話

まず、初めて面談をするときには、「本日はお時間を作っていただきありがとうございます。
今日は初対面ですから、どういったことでお困りなのか、
よくお話を伺いたいのですが、お願いできますでしょうか?」と言うように話し、
後は聞き役に徹する事が必要です。

 

そして、相手が話を始めたら、相槌を打ったり、
「なるほど、○○だったのですね。」と言うように、
相手の話の内容を繰り返しながら、
相手の話の内容を補助する言葉を挟みながら話を聴くようにします。

 

たとえば、「父がアルツハイマーの診断を受けました。」と利用者さんが言ったら、
ケアマネージャーは、「なるほど、アルツハイマーなのですか。」というように話します。

 

また、「夜、何度も起き出してくるんです。」と話されたら、
「それではご家族は夜寝られなくて大変ですよね。」というように、
利用者さんを気遣う言葉も挟んでいくようにします。

 

このように「あなたの話を聴いていますよ。あなたの大変さが良く分かります。」
というような傾聴の態度を心がける事によって、
「聞き上手」の技術が備わっていき、利用者さんとの信頼関係も築くことができるでしょう。

相互理解の必要性

信頼関係は、相互理解から生まれます。

 

ですから、ケアマネージャーのところに相談にみえた人が、
「このケアマネージャーさんに自分や家族の悩みを全て伝えることができた。」
と、思ってもらうことができるようにすることが信頼関係を作る第一歩です。

 

利用者さんが、ケアマネージャーに求めているのは、
高い理念や豊富な知識ではありません。

 

自分達の苦しい状況を全て受け止め、
相談を聴いてくれる、自分達の最大の理解者を求めています。

 

そして、その理解者として、ケアマネージャーを頼っているのです。

 


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